実は、間違っているんです!
2017年8月3日 / トイレの修理に使う部品
皆様こんにちは。
本格的な夏になり毎日暑いですね。
トイレに行っても汗が噴き出てきてくったりします。
トイレにエアコンがあったらいいのになぁーなんて毎日考えています。さて、先日「トイレが詰まるので見て欲しい」とご依頼がありお伺いさせて頂きました。
確認してみると便器の中で詰まっていましたが、トイレの詰りとりで簡単に直りました。
ですが、念のためタンクの中を確認してみると・・・
2本のペットボトルが!!!
お客様に『入れられましたか?』と聞くと『水がもったいないから』との事。間違ってますよ!!!!
水道代を節約したい・・・お気持ちは良く分かります!
でも、実は間違いなんです!
なぜならペットボトルを入れることで、水道は若干量が減りますが、
汚物を流すための水も減るんです!今回は便器で詰まっていたので簡単に取れて良かったですが、
便器から流れて配管の途中で詰まってしまったらとんでもないことになります。もし配管の途中に点検するところがなかったら大変な費用がかかる場合もあります。
昔のタンクは約13ℓほどの水を使用します。
それだけの水を使わないと配管の最後まで届かないんです。
最近の便器は4.8ℓなど節水型の便器が出ていますが、それは流れる方式が違うんです。
お家でペットボトルや瓶を入れられたり、上の写真のようなゴムを重くするような商品を使ってられる方は、水道代を安くした代わりに、違う形で費用がかかる可能性がありますので、できれば外す事をオススメします。
便器取り替えに費用はかかりますが、修理を複数重ねるよりも替えるほうが
スッキリしますし、水道代も安くなるかもしれませんね♪トイレ専門館 奥田 哲也