トイレのことならビル・ゲイツ!?
2018年11月16日 / 紹介
「未来のトイレの姿を考えたことはありますか?」
そんな、想像力を掻き立てられるようなニュースが入ってきました。
今週の火曜日に中国の北京で開かれたトイレの博覧会「Reinvented Toilet Expo(新世代厠所博覧会)」にマイクロソフト共同設立者のビル・ゲイツが登場しました。そして、人糞が詰まったガラス瓶を片手にトイレの未来を語ったそうです。
「この中は、200兆のロタウイルス、200億の赤痢菌、10万の寄生虫の卵の住処になっています」
世界保健機関(WHO)によると、少なくとも20億人が人糞で汚染された水源からの水を飲んでいるそうです。
もし日本や中国のハイテク・トイレをアメリカで設置するとしたら、およそ7万円から19万円ほどになるだろうとのこと。
貧困層にはとてもそんなお金は出せませんよね。日本のトイレは世界一キレイと評価されて久しいですね。海外の方が日本のウォシュレットなどを体験して、感激している映像を時々見かけます。
日本では当たり前のようになっていますが、世界ではまだまだ普及していないようですね。
最先端のキレイなトイレを使うことができて私たちは幸せですよね。
しかし、ゲイツ氏が考えるスマート・トイレとは・・・・
彼が思い描くのは、水を使わない「無水トイレ」というまったく別次元の発想のものなのです。
水を使わないトイレとは?なぜ無水トイレなのかというと、水はたくさんのウィルスや寄生虫、それに病原菌の温床になってしまうからなんだとか。
いったいどんなトイレがこの世に登場するのかきになりますね。
ゲイツ氏はここ何年か「トイレの再開発」に取り組んでいるそうです。テクノロジーの世界で億万長者になった彼は、人類の生理的な根源を改善することに興味があるようです。
また、ゲイツ財団は私たちもお世話になっている日本のメーカーの「LIXIL」とパートナーシップを締結しました。
「LIXIL」瀬戸欣哉社長は
「パートナーシップを組むことにより、
人口の急増、都市化の急速な進展や水不足など、今日われわれが直面している新たな課題に対して、
これまでにない新しいソリューションをもって貢献できることに大変期待」とコメントされています。
今後トイレの先端を行く日本が未来のトイレにまた一歩近づいていくことでしょう。トイレリフォーム専門館として、トイレの未来予想図はとても気になるところです。この先も快適なトイレをお客様へ提案していけるようにトイレの最新情報を仕入れていきたいと思っています。